第四者視点

駆け出しキネシオロジストのメモ帳

久し振りにエロゲ(見上げてごらん、夜空の星を)

 先日久し振りにエロゲ買いました。この記事を書き始める時点では、見上げてIFだけの話だった筈が、後日nineの続編と星彩のレゾナンスも気付いたら増えてました()

 個人的に見上げてごらん、夜空の星をはめちゃくちゃ推してるエロゲです。話すと長くなるので長くしますね← 作品によっては、FDがあっても買わないことが多い自分ですが、見上げてごらん、夜空の星をはFDも存分に楽しませて貰いました。それくらいこのシリーズは好きです。

 

 個人的には、純正な学園モノはそこまで好かないのですが、如何せん多くのエロゲは学園モノなので、自ずと好きな作品に学園モノが入ってきます。でも見上げてはその数多ある中で(プレイ本数はそれほどですが)、一線を画していると思ってます。

 元々星が好きなので、そもそものこの作品の主軸はかなり自分とマッチしてるんですよね。プレイしてみると最初から最後まで星空のロマンたっぷり。あまり詳しくない人でも、その壮大さに思わず引き込まれる演出ばかりです。

 肝心のシナリオに関しては、作品全体でキャラゲーとシナリオゲーを上手く両立出来ている感じです。箸休めといったような形でユーザーに飽きという状態をかなり作らせにくくなってますね。また、個別ルートに入ってからの他キャラとの疎外感があまりなく、体感共通ルートが長めの自分好みの作りになっていましたね。ただ分岐の仕方がとても単純すぎるので、そこが難点というところでしょうか。また回想シーンが割と多く、伏線の張り方が結構丁寧なので話があやふやになりにくいのも良いところですね。

 また、この作品のBGMは凄く好みですね。出るとこ出て引っ込むとこは引っ込む。その場のテンション作りのウエイトが絵や文に行き過ぎておらず、BGM単品で聴いても楽しめるんですよね。同ブランドの『この大空に、翼をひろげて』のBGMも同じTWOFIVEが担当されてますが、こちらもとても良いですね。兎に角タイトル画面から雰囲気全開です。BGMの良し悪しは体感8割くらいタイトル画面で決まってくるんですけど、その例に漏れず期待にしっかり応えてくれました。

 あとCV小鳥居夕花。最高。でもころなはそんなに好きじゃないです() 演技に驚かされたことはあまり無かったですが、バイノーラル録音を採用しているところは滅茶苦茶評価します。臨場感がダンチ。マジ最高。沙夜に許さないとか言われた時のゾクゾク感半端ねぇwww 逆に沙夜ルートはそんなに好きじゃないですけど沙夜は好きですねw あと吉岡ちゃんとかひなみんもなかなか好みです。

 

 で、漸く見上げてIFの話ですが、話自体はまぁただのキャラゲーですね。てか思ったよりかなり短くて驚きました。二股するとこれだけ大半ですよって感じで終始ギャグなところが、またこの作品にしてはやや珍しいテイストで良かったです。あとひかりが沙夜を責めてる時に、何かに目覚めそうだったとか言ってたので、是非ともその目覚めてからの話が見たかったです… 南無。

 IFの1番の魅力は、無印とFDではあまり触れられなかった夏の夜空といったところですか。話が短かったので掘り下げ足りてない気がしなくもないですが…

 同梱のドラマCDは、ぶっちゃけどっちでも良かったかな、といった感じです。IFで話が戻って更に戻ってで色々ややこしい… ややこしくない?逆にバイノーラル録音である必要もそこまで感じなかったような…

 

 何か最後に行くにつれてだんだん盛り下がってしまいましたねw でも見上げては全体的に高水準な作品なので、未プレイの方は是非やってみてください。久し振りに1つの話題で長くなりました。もう少しこういうのを増やしていきたいところです。ではでは