第四者視点

駆け出しキネシオロジストのメモ帳

美羽√(ドラクリオット)

 結局止まるところ知らずで、1人目の美羽√終わらせ(てしまい)ました。いやぁ最初適当にやってたらノーマル(バッド?)エンドに入って一瞬焦りました() 美羽√に確定する前の選択肢が正直完全にピンと来てないところがありますがw まぁ分岐に関してはぶっちゃけどうでもいいです。

 

 ということで、いきなり個人的にはメインディッシュの美羽√から進めていきました。シナリオ量については久しくゆずソフトのゲームをやってないので、どれくらいが相場なのか忘れましたが、個人的にはやや短めという感じですかね。でも短い分そこにやりたいこと書きたいことを詰め込んだ、密度の高い話になっていたと思います。公と私でやることがはっきりしたサイクルが出来ていたのが大きいですかね。あと個別√に入っても、元々寮生活という設定上2人ぼっちで孤独感のある雰囲気にあまりならなかったのも高評価。

 んで美羽相変わらず可愛いですね。ベタ惚れ。何だかんだ主人公がやりたい放題しつつもサンドバッグ状態に近いところがあったので、何か美羽も身を呈して… っていうシーンが1つくらいあっても面白いような気がしましたが、臆病者という人物像を最後まで一貫していたという観点からだとこれは良かったと思います。特に付き合い始めてからでもどこかで微妙にズレていた2人が、最後のシーンで漸く上手く寄り添える、力を合わせた展開は最高ですね。そのシーンのCGも2つとも凄く好みです。主人公の軍服姿ももう少し描いてくれてええんやで。

 ただ1つ難点を挙げるとすると、茶化し合いのやり取りがいちいち面倒だと終盤になった辺りで感じ始めましたね。そこ以外はかなり自分の好きなポイントを抑えててとても楽しめました。

 

 この作品の骨組み的なところの話をすると、例えば裏社会の黒さやクスリの描写の生々しさに微妙に抵抗を感じたといったところでしょうか。でも何れも大事には至らない(別√では知りません)ので、そこまで深く考えなくてもよかったり。あとBGMですけど、タイトルとかでも使われるメインテーマが正直そんなに好きではないのがちょっと残念かな… 特にシリアスなシーンでも編曲されたのが流れますが、そのBGMが微妙に不快に感じなくもなかったです。

 

 まだ美羽√しかやってなくて全体のバックボーンが見えてない部分もありますが、話とキャラ作りは凄く好みなのでこのまま勢いに任せて他√もやろうと思います。取り敢えず次は梓√ですかね。ということで今回は左から順にやっていくというという感じになりますかね。ではでは